▼HOME

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜

   今 ・ 人 ( い・ま・じ・ん ) #048

                           2006年6月29日
〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜imagine〜
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

                       発信元:総合調査設計(株)

□□□□□INDEX□□□□□

■お知らせ
 ○「今・人(いまじん)」データベース
 ○大阪カルチャーナイトフェスティバル2006
 ○関西道路研究会HP開設
■情報コーナー
 ○気になるキーワード 〜 「KISS」の法則 〜 
 ○「悪い景観 100景」って何?
  ??−−Coffee Break Quiz−−??
■すけっち
 ○九州随一の風景街道「やまなみハイウェイ」
 ○高齢者にリーチ
■特選コーナー
 ○伝統的な町なみの景観とまちづくり
■編集後記
 ○クイズの答え
 ○メルマガ配信お申し込み、配信先変更、配信停止について

===================================
■お知らせ
当社及び大阪に関するイベント情報などをご紹介します。
===================================

●「今・人(いまじん)」データベース

おかげさまで「今・人(いまじん)」も、第1号配信から4年経過し、第47号
と数を重ねてまいりました。編集部一同、思い入れのある記事も多く、過去掲
載してきました記事をシリーズ別に再編集してみました。

ご興味のある記事を是非ご覧ください。

「今・人(いまじん)」データベース
  ◇シリーズ「探検隊レポート」
  ◇シリーズ「気になるキーワード」
  ◇シリーズ「お気に入りの一品」
  ◇シリーズ「Coffee Break Quiz」

http://sogo-chosa.com/imajin/imajin_data.htm
___________________________________

●大阪カルチャーナイトフェスティバル2006

 場所:大阪城公園 山里丸(料金:無料)

◇城灯りの景 光の森

 約3万球のLEDで彩られた光の回廊が出現。8月4日(金)〜6日(日)には大阪芸
 術大学による光のオブジェが競演します。

 日時:7/29(土)・30(日)、8/4(金)〜6(日) 19:00〜21:00(予定)

◇大阪城 城灯り映画祭 <抽選で各日250組500名をご招待>

 日時:7/29(土)19:00〜21:10「ありがとう浜村淳です」特別試写会
        『旅の贈りもの★0:00発』
    7/30(日)19:00〜21:00手塚治虫アニメ上映会『鉄腕アトム』
        初期モノクロ版テレビアニメ第1話「アトム誕生」、第116話
        「史上最大のロボット(前)」、第117話「史上最大のロボッ
        ト(後)」、第193話「地球最大の冒険」

http://www.osaka-nightculture.com/detail.php3?eid=525
___________________________________

●関西道路研究会HP開設

関西道路研究会のホームページが開設されました。
http://www.kandoken.jp/

WEBの設計は当社がお手伝いさせていただきました。
是非ご覧ください。

===================================
■情報コーナー
当社社員の感性で選んだ情報コーナーです。他では得られない当メルマガだけ
のお得で耳よりな情報をお届けします。
===================================

●気になるキーワード 〜 「KISS」の法則 〜       (show_me)

“物事はできるだけ簡単・単純にせよ”という趣旨の格言です。
【Keep It Simple, Stupid.】の略語で、サイトデザインやSEO(検索エンジ
ン最適化)、プログラムなどの設計において、有効的な考え方です。
(※Keep it Simple and Smallなどの略とすることもあるそうです。)

WEBサイトやプログラミングにおいては、@アクセシビリティの向上、ASEO
(検索エンジン最適化)に有効、B低コスト・高性能・変化に強いプログラム
の構築などのメリットがあげられます。

“誰にでもわかりやすく、シンプルであること”をモットーに、作り手の意図
を明確にユーザに伝え、理解してもらうためにも、そしてより良い物作りをす
るためにも、とても重要で基本的な考え方と言えます。

我々の周辺でも、伝えたいことが山ほどあり、てんこ盛りの報告書を作るのは
いいのですが、かえって本質が見えなくなってしまうなんてことがよくありま
す。情報過多な代が故に、必要な情報に絞り、的確に伝えることが大切である
と思います。

我々の様々な場面で活かしていけるキーワードです。
物事を考えたり、作ったりする際に、ぜひ活用してみてください。

それにしても“Stupid(馬鹿)”とは・・。
___________________________________

●「悪い景観 100景」って何?               (show_me)

「悪い景観100景」に取り組んでいるのは「美しい景観を創る会」(代表=伊
藤滋・早大特命教授)。都市計画、建築、照明、土木、国土計画などの専門家
12人が各地でシンポジウムを開き「美しい景観形成を国民運動に」と訴えてい
ます。

「悪い景観」の選定は発足時からの構想だそうで、醜い景観を改善するための
世論喚起を図ることを目的とし、メンバーが持ち寄った日本各地の選りすぐり
70点を寸評つきでホームページに公表しています。

http://www.utsukushii-keikan.net/10_worst100/worst.html

コンクリート護岸、絡み合う電線、商品を路上にはみ出して陳列している商店。
自販機の林立には「夜の道を照らす照明の役割ではあるまいし」。シャッター
商店街ではアーケードを問題にして「ただでさえ暗いシャッター街が蓋をされ、
更に陰鬱な気分になってしまう」と。

首都高速に覆われた日本橋は、「東海道の出立点という日本を代表する名所に、
あまりといえばあまりな仕打ちではないか。」と言う寸評が添えられています。

一方、「桜島を眺める眺望のあり方」を問題にされたJR鹿児島中央駅駅ビル
の観覧車。大自然との違和感を指摘されたわけですが、「地元では好評いただ
いているのに・・・!」と困惑の声も。

神戸の建築家、浅見雅之さんは自らのブログで、公表された70景それぞれに褒
め言葉の寸評をつける試みをしています。日本橋は「歴史風土と現代技術の融
合。これぞ東京という景観」、自販機の林立に「帰り道に明かりが見えるとホ
ッとします」といった具合です。大先生たちの一刀両断には痛快な面もありま
すが、景観論議には異なる主観を持ち寄って対話して初めて共通の認識が生ま
れるということを示したかったと述べております。
70カ所の中には、どうしても褒め様が思いつかない所があり、読者の知恵を募
集しているそうです。

人それぞれの好みや景観を構成する造形本来の機能の価値観などなど・・。
正解のない議論に終着駅はあるのでしょうか?
でも明らかに「悪い景観」は悪いと思うのですが・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
       ??−−Coffee Break Quiz−−??
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

かつて“BRICs”に関する出題をしたことがあります。
当時(#025)は、まだ目新しい呼び名でしたが、その後もBRICsの勢いは
とどまるところを知りません。

今回も“BRICs”に関するクイズです。

BRICsは、ブラジル・ロシア・インド・中国のことですが、ではこの4カ
国の人口とGDPを多い順に並べてください。

===================================
■すけっち
当社社員が日常生活で遭遇した奇妙な出来事、信じられない不条理な体験、そ
してどうでもいいようなよもやま話をお届けするスクランブルコラムです。
===================================

●九州随一の風景街道「やまなみハイウェイ」      (こぼチャン)

↓写真付きレポートをご覧下さい。
http://sogo-chosa.com/huroku/048/yamanami.pdf

やまなみハイウェイは、湯布院と阿蘇を結ぶ約50qの高原ルートで、由布岳、
飯田高原、くじゅう連山、阿蘇山の大パノラマなど、日本離れした雄大な風景
が続く人気のドライブコースです。昔は有料道路でしたが、現在は無料です。
GWに自転車で走って来ましたので、紹介します。

湯布院(標高約450m)を朝6:30にスタート。やまなみハイウェイの入口、水分峠
(標高約700m)まで上ります。ここを境に東側の水は別府湾へ、西側の水は筑後
川となって有明海へ流れます。

更に標高1000mぐらいまで上ります。途中の蛇越展望所からは遠くに由布岳と
湯布院の町を望むことができました。飯田高原(標高約800m)に入ると大草原地
帯です。雄大な風景が広がり、煙を上げる硫黄山が遠くに見えます。

九重やまなみ牧場や湿原探索ができる長者原は、観光客で賑わうスポットです。
長者原を過ぎると、最高地点の牧の戸峠(標高1330m)までぐんぐん上ります。
峠を越えると、阿蘇山が見え始め、瀬ノ本高原(標高約800m)へ。木がとても少
なく、草が青々として、まるで緑の絨毯を敷いたようです。「牛馬優先」の看板
も見られます。路肩が狭くて危険なので、自転車も優先にして欲しいなぁ。

最後に阿蘇の外輪山を越えて大カルデラの中に入ります。外輪山の城山展望台
からの眺めは絶景。正面には阿蘇山が、眼下にはパッチワークのような田畑が
広がり、周囲も広く見渡すことができます。

ここを一気にJR宮地駅(標高約500m)まで下ってゴール(14:00到着)です。
再度、外輪山を越え、阿蘇市の東の竹田市(作曲家の滝廉太郎が12〜14歳まで
住んだ地)まで走って、この日の行程を終えました。

広々とした大草原と空間、緩やかな起伏、周りを囲む特徴的な山々…。本当に
他ではなかなか見られない風景です。天気も良くて最高でした。1日楽しめる
快適なドライブコースです。ただし、自転車にとっては高低差がある上、やや
危険を伴うのでお勧めできませんが…。車で是非一度走ってみて下さい。

翌日はバスで阿蘇の火口付近を観光しました。ダイナミックな火口、広々とし
た緑の草千里、別の惑星のような荒野の砂千里、どれもスケールが大きくて絶
景です。ただし、大渋滞で車もバスも動けず大変でした。GWやお盆などの特
殊な時期の観光はやめた方がよいでしょう。
___________________________________

●高齢者にリーチ                     (show_me)

最近ちょっとショックを受けました。実は、自分自身が高齢者の仲間入り目前
であるという事実を知ったからです。厳密に言えば「準高齢者」というカテゴ
リーに分類されます。

65歳以上を高齢者。そのうち74歳までが前期高齢者。75歳以上が後期高齢者と
呼ぶことは知っておりましたが、55歳から64歳までを準高齢者と呼ぶとは知り
ませんでした。ちょうど団塊の世代はすっぽり収まってしまいます。

高齢者 (65- )2615万人(20.5%)
準高齢者(55-64)1882万人(14.7%)

と言うことで予備軍的「準高齢者」を加えると、3人に一人が高齢者です。

少子高齢化の問題が一層身近な問題として感じられるようになりました。

===================================
■特選コーナー
私たちが仕事をする上で、ちょっと気になる話題や足で稼いだ情報などを紹介
します。
===================================

●「伝統的な町なみの景観とまちづくり」           (atako)

◇伝統的なまちなみ景観の特徴

日本全国に残る伝統的まちなみ景観は、各々に個性的である一方で共通する背
景をもっているように思う。「地に生えるような自然な佇まい」ということだ
ろうか。

その地でとれる限られた素材を使い、その地の風道、光道を読みながら、可能
な限り快適で有用に住まうことのできる建物。お互いの生活を犯すことなく、
またある部分では我慢し合いつつ建てられた。

各々の建物に際だった個性はないが、細胞が寄り集い一つの生き物となるよう
に、全体として一つの個性を感じることのできるまとまりを生み出している。

さらに、階級的・社会的構造が被さることでまち割りが進み、商人町や武家町
など、各々に異なる秩序が立ち現れ、決して単調になることはない。

しかし、ここまでは単にまちなみの1シーンを切り出して見たにすぎない。環
境計画の大家、ガレット・エクボは自著「景観論」で、「景観とは“ある”の
ではなく“なる”のである」と書いている。シーンの中に時間軸が加わり、人
々の営みが生き生きと展開され、“まちとしての息づかい”が感じられること
によってはじめて景観や風景が現れてくる。

◇伝統的なまちなみを遺してきたことの価値

まちとしての息づかいは、まちづくりの考え方、あり方で大きく変わってくる
ものに違いない。しかし現実には、大都市も地方都市も同じような青息吐息ば
かりが聞こえてくる。

大戦で歴史的な都市構造の多くを失った大都市は、急速な復興を遂げることで
人・物・車が大量に交錯する大きな経済圏を形成した。と同時に、多種多様な
素材や技術と敷地主義でつくられた、思い思いの建物が生み出す無秩序な都市
景観が・・・。

一方、地方では都市圏への経済集中が進む反動から、町そのものの活力が低下
し続けてきた。近代化や活性化を目指すものの、大都市の縮小コピーのような
中心市街地形成によって伝統的なまちなみが失われ、全国どこにでもある“駅
前通のまちなみ”が展開されることになった。

こうした状況の中、頑なに伝統的なまちなみを守り、遺してきた地域には、こ
れらとは全く異なる息吹が感じられる。“お互いの生活を侵犯することなく、
またある部分では我慢し合いつつ”生活することが実践されているが故に生み
出される、個人を超えたまちづくりへの視線であろう。

▽編集者より
先日、ある自治体の「景観法に基づく景観計画」に関するプロポーザルがあり
ました。その際に作成した一般作文の一部をリライトしたものです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

<<編集後記>>                    (show_me)

景観三法が全面施行されてから一年。景観への関心もいっそう高まっておりま
す。今号ではそんな景観の話題を二題お届けしました。

日本は敗退しましたが、熱い熱い戦いが続きます。寝不足も・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<クイズの答え>

正解です。

<人 口>単位:人(日本:1.27億)
@中国(13億)Aインド(10.3億)Bブラジル(1.8億)Cロシア(1.4億)

<GDP>単位:ドル(日本:4.3兆)2003年
@中国(1.42兆)Aインド(6006億)Bブラジル(4923億)Cロシア(4328億)

人口は中国とインドが突出。GDPは中国がダントツです。
かつての大国ソビエトのイメージが強いロシアですが、人口・GDPとも他国
の後塵を拝しているのには意外でした。
GDPに関してはいずれの国も急成長を遂げていることや為替の影響もあり、
その後の順位も大きく変動しているようです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・配信を希望される方は、 main@sogo-chosa.com までお申し込みください。
・配信停止を希望される方は、同じく main@sogo-chosa.com まで配信停止
と記入の上お知らせください。
当社発信のメールは、サーバーでのウイルスチェックを受けております。安心
してお受け取りください。

***********************************
       総 合 調 査 設 計 株 式 会 社        
      〒530-0012 大阪市北区芝田1-8-15梅田北ビル       
        TEL 06(6372)0567 FAX 06(6372)0715          
        URL:http://sogo-chosa.com             
        E-mail:main@sogo-chosa.com             
***********************************
      ご意見、ご感想は main@sogo-chosa.com まで
           不定期発行(無料)
      転載引用 OK。回し読み・回しメールもOK。
         ただし、出典を明示願います。


▼他のバックナンバー