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   今 ・ 人 ( い・ま・じ・ん ) #061

                           2007年8月9日
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                       発信元:総合調査設計(株)

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■お知らせ
 ○まや・六甲・有馬へはグループエコ得割で!
■情報コーナー
 ○気になるキーワード(1) 〜 バンドワゴン効果 〜
 ○気になるキーワード(2) 〜 限界集落 〜
 ○商談・会議を優位に進めるテクニック
  ??−−Coffee Break Quiz−−??
■すけっち
 ○公道で『ハンプ』発見!
■めもりあるコーナー
 ○桂枝雀に聞く−西鶴の心 「気をひく」「心をうつ」
■編集後記
 ○クイズの答え
 ○メルマガ配信お申し込み、配信先変更、配信停止について

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■お知らせ
当社及び大阪に関するイベント情報などをご紹介します。
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●まや・六甲・有馬へはグループエコ得割で!

4人グループで六甲摩耶・有馬のケーブル・ロープウェーを利用すると、1人
が無料になる「グループエコ得割」が今年も9月1日より実施されます。この
機会に是非グループで神戸市まや・六甲・有馬へ!

期間:平成19年9月1日〜11月30日

<特典1>4人で乗れば1人無料!
     ・まやビューライン夢散歩(まやケーブル・まやロープウェー)
     ・六甲ケーブル・六甲有馬ロープウェー
<特典2>施設の当日入場料などを割り引き!(観光施設・ホテル)
    
詳しくはグループエコ得割公式ホームページをご覧ください
http://sogo-chosa.com/g-eco/index.html

事業主体)六甲摩耶観光推進協議会
ワーキング)六甲摩耶鉄道(株)、(財)神戸市都市整備公社、
      阪神総合レジャー(株)、神戸市観光交流課、総合調査設計(株)

▽編集室より
昨年に引き続きまして、神戸にあるロープウェー、ケーブルの利用促進を図る
企画「グループエコ得割」のお手伝いをさせていただきました。六甲山上は涼
しく避暑地には最適ですし、また掬星台や天覧台からの夜景は絶品です。この
機会に是非、六甲摩耶や有馬をご堪能してはいかがでしょうか。

○六甲に関する情報はこちら
http://www.rokkosan.com/index.html
○有馬に関する情報はこちら
http://www.arima-onsen.com/
○六甲の夜景はこちら(当社サイト)
http://sogo-chosa.com/huroku/052/rokkoyakei.pdf

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■情報コーナー
当社社員の感性で選んだ情報コーナーです。他では得られない当メルマガだけ
のお得で耳よりな情報をお届けします。
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●気になるキーワード(1) 〜 バンドワゴン効果(bandwagon effect) 〜

あるオピニオンが多数に受け入れられているという情報が流れると、そのオピ
ニオンへの支持がいっそう強くなることを示すこと。「バンドワゴン」とは行
列の先頭の楽隊車のことであり、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗ると
か、多勢に与するという意味である。政治学・社会学と経済学で使われる。対
義語は「アンダードッグ効果」。

今回の参議院選挙も、メディアによるバンドワゴン効果が多少なりとも影響し
たといえるのでは・・。
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●気になるキーワード(2) 〜 限界集落 〜

長野大学教授(高知大学名誉教授)大野晃が、提唱した概念です。

中山間地や離島を中心に、過疎化・高齢化の進行で急速に増えて来ている。こ
のような状態となった集落では、集落の自治、生活道路の管理、冠婚葬祭など、
共同体としての機能が急速に衰えてしまい、やがて消滅に向かうとされている。
共同体として生きてゆくための「限界」として表現されている。「限界集落」
には、もはや就学児童より下の世代が存在せず、独居老人やその予備軍のみが
残っている集落が多く、病身者も少なくないという。

大野は、65歳以上の高齢者が自治体総人口の過半数を占める状態を「限界自治
体」と名付けた。「限界集落」は、この定義を集落単位に細分化したものであ
る。

限界集落に次ぐ状態を「準限界集落」と表現し、55歳以上の人口比率が50%を
超えている場合とされる。また、限界集落を超えた集落は「超限界集落」から
「消滅集落」へと向かう。

ちなみに現在、日本全国で7800の限界集落があると言われている

財政再建団体となった北海道夕張市は2006年現在、65歳以上比率が41%と、市
ではもっとも高齢者比率が高く、財政再建の前に市が消滅するのでは、という
切迫した問題が指摘されている。
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●商談・会議を優位に進めるテクニック(日経新聞2007.8.4より)

視線やしぐさの心理的な駆け引きで相手より優位に立つ実践テクニックを紹介
します。

1)テーブルの上に両腕や手帳を出しておく
 「手の甲」を相手に見せながら話すと身振り手振りが大きくなり、話口調に
メリハリがつくようになる。
2)会話に「2秒の間」を挟み、周囲の関心を引く
 沈黙された相手は一瞬こちらに注意を向ける。「3秒以上の間」は間延びし
て逆効果
3)視線は「3」見つめたら「7」はずす要領で
 相手が一人の場合。相手に「おやっ」と思わせて関心を引く
4)全体を見渡すときにはゆっくりZ字に
 相手が二人以上の場合。奥の左から右、次に手前の左から右へと視線をゆっ
 くりと均等に送る。動きが早いと視線が泳いで逆効果。
5)苦手な相手には長所を発見しながら長めに見つめる
 苦手意識を克服できるほか、関係改善も期待。視線を均等に送る。
6)会話は結論を先に。言いたい言葉にはアクセント
 最初の30秒で印象が決まる。伝えたいことを強調する。
7)目標は普段から口外しておく
 存在感をアピールできるほか、自己の啓発効果も期待できる。

▽編集室より
プロポーザルでのプレゼンに使ってみようかな!?

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       ??−−Coffee Break Quiz−−??
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  老舗(しにせ)って創業から何年 ? 

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■すけっち
当社社員が日常生活で遭遇した奇妙な出来事、信じられない不条理な体験、そ
してどうでもいいようなよもやま話をお届けするスクランブルコラムです。
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●公道で『ハンプ』発見!                 (暇・人)

↓写真付きレポートをご覧下さい。
http://sogo-chosa.com/huroku/061/hump.pdf

皆さんご無沙汰しています。久しぶりに暇・人からの役に立たない情報提供です。

最近、山登りに飽き足らず、「旧中仙道」の完歩を目指して三条大橋を起点に
日帰りで歩いています。その行程中(関ヶ原駅を約1Km東進し、旧道が残って
いる地点)で、表題のとおり本物のハンプを見つけました。私自身、大学構内
や団地内道路でのハンプの現物はいくつか目撃しましたが、公道でしかも「イ
メージハンプ」ではない本物のハンプに遭遇したのは初めてで感激しました。

近くで、草刈をしていた地元のおじさんに聞くと、すぐ近接している国道の抜
け道になって交通量が増えたので4〜5年前に整備したとのことでした。(た
ぶん町役場と思いますがどの主体が実施したかは不明です。)

見た感じではアスファルト舗装の上に盛り上げているようで、しかも施工もそ
んなに立派ではありませんので何年持つか心配です。ただ、車の進入防止効果
は絶大なようです。(私がおじさんたちと立ち話している時も1台も通りませ
んでした。)

▽編集室より
暇・人さん、ありがとうございました。

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■めもりあるコーナー
2002年8月の「今・人」創刊号を配信してから5年が経過しました。過去記事を
振り返るコーナーです。時代にあせることのない良質の情報(?)などを再掲
します。
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●桂枝雀に聞く−西鶴の心 「気をひく」「心をうつ」
** 心に三層あり「気」「心」「魂」 **

自分の落語について考えるんですが、人間のいわゆる“心”と言われるものに
は、その一番の芯、コアは「魂」であって、その次に「心」があって、そのぐ
るりに「気」というものがあると思うんです。普通“心”と言うてるものに、
この三層があると思うんですよ。
「魂」を動かすとこまではなかなかいかないんですが、その「魂」を動かすた
めには、まず「気」をひかないかんのですね。「気」は移りますから、移ろい
やすい「気」をなんとかこっちへひかないかんのです。「気」をひいて次の層
である「心」にとどいて、「心」にとどいたものがもう一段中に入ると「心を
うつ」ということになります。「心」をうったものが、まだ力があまっていれ
ば「魂」にとどいて、最終的には「魂をゆさぶる」と。感動みたいなもんには、
そういう過程があると思うんですよ。

まず「気」をひかないかんわけですが、なんぼ「心にとどく」、あるいはもう
一歩行って「心をうつ」ような内容であってもね、まず「気」をひかなければ
人は振り向かないということですね。

「気」というのは時代が変わると・・・、当時は「気」をひいていたかも分か
らないが、時代が変わったことによって「気」をひかなくなってくるものもあ
るわけです。それは、せっかく「心をうつ」内容があっても、「気をひく」努
力をせないかんということですわ。

歌舞伎なんかが一時は「気をひく」部分をある種どんどん失ってしまって、あ
んまりお客が行かなかった時期がありましたよね。せっかくあんなにおもろい
お芝居があんのに。ところが昨今、どんどん行っているでしょう。あれは・・、
例えば市川猿之助さんという人やとか、いろんな人がなんとか「気をひく」部
分を、いわゆるケレン味みたいなもの、早変わりやとかそういうもので「気」
をひきはじめた。そうすると、それが広がりはじめ、ほんなら今度は世間の噂
みたいなものが「気をひく」部分をつくってくれるわけです。「あなたも行っ
た」「じゃあ、私も行ってみよう」と行って見ると、ちゃんと「心」にとどき、
「心をうつ」部分があるわけですから。だから今、皆がどんどん行っているわ
けでしょう。

「気」をひいたわ、「気」はひかれたわ、何かやってください、と言われたと
きに「心をうつ」ものが何もなければ、ひかれた「気」はどうしてくれるんで
すか、ということになります。だから、両方相兼ねないかんわけですわ。「心
をうつ」ものと「気をひく」もの、簡単に言うとこの二つをね。

これは得てしてどっちかになるんですね。「心をうつ」ものは、得てして「気
を引く」部分が少ない。それで「気をひく」部分をやりだすと、今度は「心を
うつ」部分がおろそかになるというか・・・。

だから、それをやっぱり常に重ね持つというか、両方持つことが、時代を越え
て“おもしろいもの”ということになるんでしょう。少々時代が変わったって
「気をひく」部分もちゃんと持っている、ということやと思いますけどな。

僕は、西鶴という人のことはよう知りませんけど、たぶんこの人なんかもかな
り「気をひく」部分があったんやと思うんです。こうして、ここまで残っては
るということは、ちゃんと「心」にとどろき「心をうつ」部分も十分にあった
んやと思います。

それで、いわゆる芸術とか芸とかいうようなものは、最終的な「魂をゆさぶる」
というか、そこへいかないかんと思うんです。

美術とか文学とかは「魂をゆさぶる」ところまでいくんでしょうけど、我々の
やっている芸なんてものは、そんなところまではなかなかいかれしませんわな。
その外層の「心をうつ」とこまでも僕らはいけないかも分からないけど、せめ
て「心にとどく」ところぐらいまではいかないかんと思うんです。
「心をうつ」というのは、何もむちゃくちゃ感動するとか、そんな意味じゃな
くて、もう一ぺん聞きたいとか見たいとかいうので十分だと私は思いますけど
ね。

▽編集室より
#002号からのメモリアルです。
いい話は風化しません。本当に含蓄のある、お気に入りのお話です。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

<<編集後記>>  

プロポーザルに忙殺されておりますが、来週は気晴らしに「城灯りの景」のボ
ランティアに行く予定です。

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<クイズの答え>

経済産業省の「中小企業白書」によれば創業30年以上が「老舗」ということに
なっています。えっ、たった30年!!
100年くらいかと思ってましたが、意外と短い。確かに法人の平均寿命は20年
と言われているそうですから。

当社も老舗が見えてきました。まだまだ落ち着きのない会社ですが頑張ります。

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