#018   ●人生最大のガス爆発(03/5/26)


 先日、生まれて初めて大腸検査をしました。
 消化器系のバリウム検査は、若い時に十二指腸潰瘍を患ったこともあり、過去何度となく経験しておりますが、いわゆる下からの検査となる大腸検査は初めてでした。

 定期検診での検便に潜血が混じっていたことから、要検査となったわけです。
 長年の痔主ですから、あまり大腸ガンの心配はしていなかったのですが、「ひょっとして〜?」との思いや、「メルマガねたに使えそうかなぁ〜」などの好奇心も相まっての検査となりました。

 大腸を空っぽにすることが必用ですから、検査前日は「大腸検査食エマクリン」なる食事(薬)以外を口にすることはできません。エマクリンは朝食がお粥、昼食がビスケット、間食に葛湯、夕食がスープになっています。お粥は梅干し味で結構おいしくいただけました。昼食・夕食と、食事の絶対量がどんどん寂しくなっていくんですが、以外と腹持ちがいいのか、さほど空腹感は感じませんでした。寝る前に下剤のような薬と水をたくさん飲むことで前日の準備は完了です。

 翌日、朝起きてからは一杯の水以外、何も口にすることはできません。いつものあわただしい朝の時間も、朝食がないことでゆったりと時間が流れていきます。さほどの便意もなくトイレに行くと、ものの見事に水用便となっていました。あっぱれ!!

 朝、病院に着くとまずは浣腸一発!! 一応、予備知識もありましたが、無防備にお尻をさらけ出すことの落ちつかなさはなんと表現すればいいのでしょうか?

 トイレに行った後、いよいよバリウムの注入です。ゴボゴボ・・?!、モコモコ・・?! さらに、「空気はいります」の声の後、ポコポコ・・・?!、ブクブク・・・!? 腸の壁にまんべんなくバリウムを付着させるため、胃腸検査の時以上に逆さになったりぐるぐる回転したりと、大変です。

 写真撮影は淡々と進み、浣腸から約20分程度で検査終了となりました。

 「トイレでバリウムを出してきてください」と言われ、トイレに座ったとたん、検査用に注入した空気がものすごい勢いで・・・、自分でもビックリするほどの人生最大のガス爆発でした。

 検査結果としては、たいしたポリープもなく一安心の結果でした。以上、食事代2430円、検査費7280円の合計9710円でした。


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