#042   ●アナログ時代は全てが回った(14/02/26)


今や、タッチパネルは当たり前。
さらに、例のスワイプというやつがかっこいい。
いかにも直観的で、すばやい。
よくぞこんなものを発明したと、改めて感心する。

ただ年寄りがやると、本人はかっこいいつもりでも、過剰な動きがこっけいである。

パソコン、タブレットなどのPC端末にとどまらず、ATMや電車の券売機など、
  いたるところにタッチパネルを見る。

タッチパネルの前は、すべて「押しボタン」であった。
現在も使われえているキーボードは、タイプライター時代から200年以上の歴史がある。
そして、テレビのリモコンや電卓も電話や携帯も、まだまだ「押しボタン」が頑張っている。

しかし、その前は全てが回っていた。
黒電話しかり。テレビのチャンネルも、洗濯機のタイマーも、全てが回っていた。

テレビのチャンネルを変えることを、今でも「チャンネルを回す」と言ってしまう。
洗濯することを「洗濯機回しといて」ともいう。
んー。これは実際に回っているからおかしくはないのか?
そして音も。無機質な電子音でなく、聞きようによっては虫の声のように「じっー」。
少しノスタルジックが過ぎたか・・。


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